「機種変更ではなく、いま使っているeSIMを紛失・故障・誤削除で再発行したい」——ドコモでこうした場面に直面したとき、窓口が店舗なのか電話なのかWebなのか、いくらかかるのかは、状況によって変わります。本記事は機種変更以外の場面に絞り、NTTドコモ公式サイトとahamo公式FAQで確認できたことと、確認できなかったことを分けて整理します。機種変更にともなうeSIMの移行はeSIMの機種変更は自動で移らない、ドコモの機種変更の入口別の手順はドコモのeSIM機種変更にあります。ahamoの手続きは専用の記事にまとめたので、この記事では違いを短く要約するにとどめます。
この記事の要点
- ドコモ公式の「eSIMについて」ページは、誤ってeSIMを初期化した場合はSIM情報再発行(有償)が必要で、本体と本人確認書類を持ってドコモショップへ来店するよう案内しています。プロファイルを削除して通信できない場合は、ドコモオンラインショップセンターへの連絡が案内されています(2026年10月時点)
- 紛失・故障: ドコモ公式は、紛失・盗難の回線の利用中断(オンライン24時間・電話・ショップ)と、故障・紛失のケータイ補償(9時〜20時)を案内しています。ただし、いずれのページにもeSIMの再発行の記載はなく、オンラインでの再発行可否は確認できませんでした。ahamoは故障修理・eSIM端末の紛失ではドコモショップ/d garden(来店前の予約が必要)、irumoもドコモショップでの手続きを案内しています
- 店頭・コールセンターの事務手数料は4,950円(税込・2025年9月5日に3,850円から改定。実際に必要になるかは手続き内容による)。WebのeSIM再発行は無料、Webの物理SIM再発行は1,100円(税込)です
- eSIMクイック転送・Android eSIM転送機能は、旧端末と新端末の両方が手元にあることが前提の機種変更用の手続きで、旧端末が使えない場合は使えません
核心: 状況で窓口が分かれる — ドコモ・ahamo・irumoの早見表
ドコモ公式の「eSIMについて」ページと、ahamo・irumoの公式FAQを、状況ごとに並べると次のとおりです。「記載なし」は、確認した公式ページにその記述がなかったという意味で、できないという意味ではありません。
| 状況 | ドコモ(個人) | ahamo | irumo |
|---|---|---|---|
| 設定メニューから誤ってeSIMを初期化した(端末は手元) | SIM情報再発行(有償)が必要。本体と本人確認書類を持ってドコモショップへ来店 | プロファイル削除はオンラインでは手続きできず、ドコモオンラインショップセンターに電話。状況によって店舗を案内される | 今回は未確認 |
| プロファイルを削除して通信できない | ドコモオンラインショップセンターに連絡(9時〜20時・年中無休) | 同上。店舗なら、誤って削除した場合はキャンペーン中のため無料 | 今回は未確認 |
| 端末の故障・修理 | ケータイ補償サービス(My docomo/センター9〜20時/ショップ)で交換・修理。eSIMの再発行の記載はなし | ドコモショップ/d garden(来店前の予約が必要) | 紛失・故障はオンライン不可で、ドコモショップでの手続き(2026年9月確認) |
| 端末の紛失 | 回線の利用中断(オンライン24時間・電話・ショップ)。携帯電話がないとオンラインの「新規登録」「再発行」は不可。eSIMの再発行の記載はなし | ドコモショップ/d garden。手数料は4,950円(税込) | 同上 |
| 確認コードのSMSが届かない・複数回誤入力した | 記載なし。オンライン再発行は確認コードの入力が必要 | オンライン不可。センターに電話し、状況により店舗 | 今回は未確認 |
紛失・故障のとき: ドコモ公式で確認できた手続き
「eSIMについて」ページには紛失・故障の記載がないため、紛失・盗難と故障の専用ページを確認しました(2026年10月時点・NTTドコモ公式)。
- まず回線を止める(紛失・盗難): 「紛失・盗難などによる利用中断・再開」ページによると、「ドコモオンライン手続き」から24時間申込めます。ドコモ回線から手続きする場合はネットワーク暗証番号、パソコンやWi-Fi経由ならdアカウントが必要です。電話での申込みと、ドコモショップ/d gardenの営業時間内の受付もあります。利用を中断しても電話番号は同じまま維持されますが、基本使用料は中断中も請求されます。パスキー認証を設定していて端末が手元にない場合は、公式のトラブル案内ページは、ドコモショップ/d garden/ドコモ インフォメーションセンターを案内しています
- 新しい電話機で再開する: 同じ電話番号で再開できます。ただし、新しい電話機での再開はドコモショップ窓口のみの受付で、ドコモUIMカードの再発行が必要な場合は契約事務手数料4,950円(税込)が翌月の請求に含まれます。再発行が不要なら無料です。同ページは、紛失・盗難で携帯電話がない場合は、オンラインでの「新規登録」「再発行」はできないとしています(何の再発行を指すかは、ページに説明がありません)
- 端末の補償(故障・紛失): ケータイ補償サービスのトラブル案内によると、受付はMy docomo、ドコモショップ/d garden、ケータイ補償サービスセンター(9時〜20時・年中無休)で、交換のMy docomoでの申込みはトラブルから30日以内です。盗難・紛失は事前に警察への遺失届・被害届が必要で、受理番号などが求められます。故障は交換・修理・機種変更から選びます
- 確認できなかったこと: これら3ページ(利用中断・ケータイ補償・トラブル時の案内)には、eSIMの再発行に関する記載がありません。紛失・故障で端末が手元にない場合に、eSIMをオンラインで再発行できるか、何を持参すればよいかは、公式から確認できませんでした
したがって、順序としては、(1)紛失・盗難なら回線の利用中断(オンラインか電話)、(2)新しい端末を用意し、ドコモショップで再開とeSIMの手続きを相談、(3)補償に加入していれば30日以内にケータイ補償へ、が公式の記載から組み立てられる流れです。eSIMの具体的な手続きは、ドコモオンラインショップセンター(0120-131-067、ドコモの携帯電話からは#8067、9時〜20時・年中無休)かドコモショップで先に確認してください。なお、同じ公式ページの中で、プロファイル削除時の連絡先として、ドコモ インフォメーションセンター(0120-800-000)も挙げられています。どちらに連絡すべきかはページ内で統一されていません。
手数料はどこで分かれるか — Web・電話・店舗
NTTドコモは2025年8月5日付の公式発表で、2025年9月5日から各種手続きの事務手数料を改定しました。携帯電話(home5G含む)のSIM再発行・eSIM再発行にかかわる事務手数料は次の通りです。
| 受付チャネル | SIM再発行 | eSIM再発行 |
|---|---|---|
| 店頭(ドコモショップ・量販店・一般代理店) | 4,950円(税込・改定前3,850円) | 4,950円(税込・改定前3,850円) |
| ケータイ補償サービスセンター/smartあんしん補償センター | 4,950円(税込・改定前3,850円) | 4,950円(税込・改定前3,850円) |
| ドコモインフォメーションセンター | 4,950円(税込・改定前3,850円) | 対象外(このセンターでは扱いなし) |
| Web(ドコモオンラインショップ) | 1,100円(税込・改定の対象外) | 無料(今回の改定の対象外・変更なし) |
同じ金額は、ドコモ公式サイト「eSIMについて」ページの「ドコモショップ・コールセンターでお手続きされるときには手数料(4,950円(税込))が必要になる場合があります」という案内とも一致しています。Webの各種手続きについては、公式発表に「引き続き無料でご利用いただけます」と明記されていますが、脚注に「SIM再発行および電話番号保管は、有料(税込み1,100円)です」という例外が付いています。つまり無料の対象になるのはeSIM再発行のWeb手続きで、Webでの物理SIMカードの再発行は1,100円(税込)です(2025年8月5日付・NTTドコモ公式発表)。
この表から、窓口の違いで次のような差が出ます(いずれも公式の金額の差であり、実際の請求は手続き内容によります)。
- 同じeSIM再発行でも、Webで済めば無料、店頭・コールセンターなら4,950円(税込)の場合があり、差は4,950円です
- 物理SIMカードで再発行する場合は、Webなら1,100円(税込)、店頭・コールセンターなら4,950円(税込)の場合があり、差は3,850円です。eSIMのままWebで再発行できるなら、物理SIMよりさらに1,100円安く済みます
- ahamoの店頭は原因で分かれ、誤削除・システム障害は無料、端末紛失・確認コード不明などは4,950円です。同じ「店頭」でも、原因の申告次第で0円か4,950円かが分かれます
旧端末が使えるかどうかで変わること
ドコモ公式サイトの「eSIMについて」ページは、機種変更でeSIMクイック転送・Android eSIM転送機能が使える場合は、本体の設定から再発行でき、申込み手続きは不要としています。これは旧端末と新端末の両方が手元にあることが前提です。公式ページ「eSIMクイック転送について」も、新端末・現端末の双方がWi-Fiまたはモバイルネットワークに接続されていることを条件としています。そのため、旧端末が紛失・故障で使えない場合は、転送機能は使えません。
オンラインでの再発行(ドコモオンラインショップ・ahamoサイト・irumoサイト経由)は、申込み完了後にSMSで通知される確認コードの入力が必要と、ドコモ公式の「SIM情報の設定方法」ページに書かれています。確認コードの送付先は、公式ページには書かれていません。ahamoのFAQは、SMSが届かない場合や確認コードを複数回誤入力した場合を、オンラインでは手続きできないケースとして挙げています。
機種変更・物理SIMからeSIMの場合は別の手順
検索で多い「ドコモ eSIM 機種変更」「ドコモ 物理SIMからeSIM」は、本記事の再発行とは入口が異なります。機種変更で新しい端末にeSIMを移す場合は、旧端末が動くなら転送機能(申込み手続き不要・受付は終日)、ドコモオンラインショップで端末を買う場合は機種変更の手続きで、Webの事務手数料は無料、店頭は4,950円(税込)です(2026年10月時点・NTTドコモ公式)。物理SIM(ドコモUIMカード)から同じ端末でeSIMに変える手順も公式にあります。いずれも、ドコモのeSIM機種変更に入口別でまとめています。端末を変えずに切り替えるなら、物理SIMからeSIMへ切り替え — 6社の手数料・受付時間を比較も参考にしてください。
ahamoをご利用の場合 — ドコモ本体との違いの要約
ahamoの再発行は、ahamoサイトでの手続きが中心です。ドコモ本体との違いは、次の2点に絞れます(2026年10月時点・ahamo公式FAQ、NTTドコモ公式発表)。
- オンラインのeSIM再発行: ahamoは「キャンペーン中のため無料」(終了時期は明記なし)。ドコモのWebでは通常の取り扱いとして無料です
- 店頭(ドコモショップ/d garden): ahamoは原因が「eSIMを削除した」「システム障害発生時」なら手数料なし、端末紛失・確認コード不明などは4,950円(税込)。ドコモの店頭料金表には、この例外の記載がありません
手順・窓口・受付時間・転送機能の条件は、ahamoのeSIM機種変更・再発行で整理しています。ahamoを海外で利用する際の条件は別の話で、ahamoは海外でそのまま使える?で解説しています。
必要なもの・本人確認
店頭での再発行は、対象の端末と本人確認書類(運転免許証など)の持参が必要です。ドコモ公式サイトは、eSIM対応機種の設定メニューから誤ってeSIMを初期化してしまった場合について「ご使用の本体と本人確認書類(運転免許証など)をお持ちの上、お近くのドコモショップまでご来店ください」と案内しています。ahamoは、ドコモショップ/d garden の利用前に来店予約が必要と案内しています(2026年10月時点)。紛失・故障で端末が手元にない場合に、何を持参すればよいかは、公式ページに明記が見つかりませんでした。なお、「本人確認(eKYC・ネットワーク暗証番号など)」はドコモへの新規契約の申込みフローで求められるものであり、再発行そのものの必要事項としては確認できていません。
向かない人・注意
この記事は個人名義でドコモを契約している方の、紛失・故障・誤削除によるeSIM再発行を対象にしています。ahamoは専用の記事を参照してください。法人契約のeSIM再発行については、NTTドコモビジネス営業担当者またはドコモショップへの問い合わせが案内されています。eSIM対応機種を譲渡・中古販売する前は、解約前に一度SIM情報(プロファイル)をダウンロードしたうえで初期化する順番が重要です。この点はeSIMの機種変更は自動で移らないで詳しく解説しています。誤って削除した場合の確認と初動はeSIMを削除してしまった — まずやること・やってはいけないことに、他キャリアの再発行条件をまとめて比べたい場合はeSIMの再発行(紛失・故障・誤削除)にあります。
よくある不安
ドコモでeSIMを再発行すると手数料はいくらですか?
2025年9月5日の改定により、ドコモショップなど店頭、およびケータイ補償サービスセンター/smartあんしん補償センター(コールセンター)でのSIM再発行・eSIM再発行の事務手数料は、いずれも3,850円から4,950円(税込)に改定されました。一方、携帯電話に関するWebでの各種手続きの事務手数料はこの改定の対象外で、eSIM再発行は引き続き無料です。ただし同じ公式発表の脚注には「SIM再発行および電話番号保管は、有料(税込み1,100円)です」とあり、Webでの物理SIMカードの再発行は無料の対象外で1,100円(税込)です(2025年8月5日付・NTTドコモ公式発表。2026年10月時点で「eSIMについて」ページにも店頭・コールセンターで4,950円が必要になる場合があると記載)。
ドコモの個人契約で、端末を紛失・故障したときはオンラインで再発行できますか?
ドコモ公式で確認できたのは、回線の利用中断と補償の窓口までです。紛失・盗難は「ドコモオンライン手続き」(24時間)か電話、ドコモショップ/d gardenで利用中断でき、紛失・盗難で携帯電話がないとオンラインの「新規登録」「再発行」はできないとされています。新しい電話機での再開はドコモショップ窓口のみで、UIMカードの再発行が必要な場合は事務手数料4,950円(税込)です。故障はケータイ補償サービスセンター(9時〜20時・年中無休)、My docomo、ドコモショップで交換・修理を申し込み、期限はトラブルから30日以内です。ただし、これらのページにeSIMの再発行の記載はなく、eSIMをオンラインで再発行できるかは確認できませんでした(2026年10月時点・NTTドコモ公式)。
ahamoでも同じ手数料ですか?
ahamoの手数料は、Webでの手続きや店頭の原因別の扱いに一部違いがあります。ahamoはeSIM再発行がキャンペーン中のため無料で、店頭でも「eSIMを誤って削除した」「システム障害発生時」なら手数料なしです。端末紛失・確認コード不明などは4,950円(税込)です。ドコモの通常の店頭料金表には、この例外の記載がありません(2026年10月時点・ahamo公式/NTTドコモ公式)。ahamoの手順と窓口はahamoのeSIM機種変更・再発行を参照してください。
eSIMを誤って削除してしまい、通信できなくなったらどうすればいいですか?
ドコモオンラインショップセンター(0120-131-067、ドコモの携帯電話からは局番なし#8067)に連絡してください。受付時間は9時〜20時(年中無休)です。手続き状況によっては、ドコモショップ/d gardenでの手続きを案内される場合があります。設定メニューからeSIMを誤って初期化した場合は、SIM情報再発行(有償)が必要で、本体と本人確認書類を持ってドコモショップへの来店が案内されています(2026年10月時点・NTTドコモ公式)。
復旧後、料金プランも見直したい場合
機種変更や再発行の手続きは、今契約しているキャリアのままで行えます。プランを変える必要はありません。そのうえで、この機会に料金プランそのものを見直したい方に向けて、比較の候補を挙げておきます。今のプランで困っていない方は、読み飛ばして問題ありません。
まとめ
ドコモのeSIMの再発行は、状況で窓口が分かれます。誤って初期化した場合は、本体と本人確認書類を持ってドコモショップへ(SIM情報再発行は有償)。プロファイルを削除して通信できない場合は、まずドコモオンラインショップセンター(9時〜20時)へ。紛失・故障は、ドコモ公式が回線の利用中断とケータイ補償の窓口を案内していますが、eSIMの再発行の記載はなく、オンラインでできるかは確認できませんでした。ahamoとirumoは店舗の案内なので、手続きの前に窓口を確認するのが確実です。店頭・コールセンターは4,950円(税込)の場合があり、WebのeSIM再発行は無料、Webの物理SIM再発行は1,100円(税込)です。ahamoの手続きは専用の記事にあります。
本記事はNTTドコモ・ahamo各公式サイトの公開情報に基づく解説であり、最新の手数料・受付時間・手続き条件は契約先の公式サイトでご確認ください。
povoの場合はpovo2.0のeSIM再発行を参照してください。楽天モバイル・ソフトバンクは楽天モバイルのeSIM再発行・ソフトバンクのeSIM再発行で個別に整理しています。




