iPhone 17 の512GBをauの下取りに出すと、A ランクなら69,300円、B なら66,000円、C なら62,700円。ここまでは1,000円台から数千円ずつの差です。ところが D ランクは20,350円。C と D のあいだだけ、4万円以上の段差があります(au公式の価格表・機種変更でPonta還元・税込、2026年10月1日以降の価格)。
下取りは、金額の前に「いつ、どこで、どの形で申し込むか」で話が変わります。店頭で同時に出すのか、後日に出すのか、郵送なのか。この記事は、au公式の記載から、その分かれ目だけを取り出して整理します。eSIM の移し方そのものはeSIMは機種変更で自動的に移らないにあります。
この記事の要点
- 期限は申込み方法で3種類に分かれます。店頭は機種変更と同時、後日下取りは機種変更の翌月末まで(店頭のみ)、郵送は回収キットが届いてから8日以内に返送です(2026年10月時点)
- au Online Shop で注文した場合、下取りは郵送のみで、この特典は今回の本体代金の割引には使えません
- 査定ランクは A〜D。画面割れなどの破損品は、iPhone では D ランクの価格が適用されます
- 電源が入らない・充電できない、ロック解除とオールリセットが未実施、水濡れシール反応、ネットワーク利用制限ありなどは、下取りできません
- 「スマホトクするプログラム+」とは併用できません。購入機種を下取りに出すと、加入中のプログラムの特典は受けられなくなります
- D ランクになりそうな人や、期限・受け取り方が合わない人は、下取りの条件が合わないときへ(auの下取りで足りるなら読み飛ばして構いません)
店頭・後日・郵送で、期限が違う
au公式の下取りページから、申込み方法ごとの期限を並べます(掲載内容は2026年10月1日時点)。
| 申込み方法 | 期限・タイミング | 還元の形 |
|---|---|---|
| 店頭で同時に下取り | 機種変更と同時 | 機種変更はPontaポイントで即時還元 |
| 後日下取り(店頭・機種変更時のみ) | 機種変更の翌月末まで | 下取りの方法に応じた還元 |
| 郵送 | 回収キットが届いてから8日以内に返送 | 下取り完了後に還元 |
「後日下取り」は、機種変更を済ませたあとで旧端末を持ち込む形で、店頭かつ機種変更のときだけの方法です。いったん新しい端末に移行してから、旧端末の準備をじっくり整えたい人には、猶予になります。ただし、翌月末を過ぎると使えなくなる点は、先に把握しておく必要があります。
なお下取りプログラム自体に期限はありませんが、条件や対象機種、還元ポイント数は変更または終了する場合がある、とページに書かれています。
au Online Shop で買うと、下取りの形が変わる
新しい端末を au Online Shop で注文する場合は、店頭とは条件が違います。公式の記載は次のとおりです。
- 下取りは郵送のみ受け付けている
- この特典は、今回購入する本体代金の割引には使えない
- 下取り条件は、注文の審査後に登録が完了した時点の内容が適用される
- 他社からの乗りかえ後の新規契約から6か月間は、機種変更時の支払いが一括払いのみ
「本体代金の割引には使えない」という一文は、店頭の同時下取りでイメージする「その場で購入代金から引かれる」使い方が、Online Shop ではできないことを意味します。店頭の同時下取りでは、機種変更ならPontaポイント、UQ mobile からの番号移行や他社からの乗りかえなら機種代金からの還元(上限は機種代金)と案内されています。一方、Online Shop を含む郵送の下取りは、完了後にPontaポイントが還元されると書かれています。Online Shop で下取りに出すなら、郵送で下取りして、完了後にPontaポイントで受け取る形になります。今回購入する本体代金の割引には使えません。
対象になる条件 — 機種変更は3か月(91日目)以上の利用
下取りの対象になる契約の条件は、次のとおりです。
- 機種変更: 3か月(91日目以上)の利用が条件のひとつ
- UQ mobile から au への番号移行・他社からの乗りかえ(MNP): 利用期間の記載はなく、他社から持ち込んで使っている機種は端末の利用期間を問わないとされている
- povo2.0 から au/UQ mobile への乗りかえも対象。機種変更の場合は、povo1.0 から au への移行も対象
この「3か月」が、どの端末のどの時点から数えるのかは、確認したページの書き方からは断定できません。直近に機種変更した人は、申込み前に店頭やサポートで確認してください。
A〜D ランクと、D の壁
iPhone の査定ランクは、公式で次のように説明されています。
| ランク | 状態(公式の記載) |
|---|---|
| A | 液晶・側面・背面にほぼ傷や汚れがなく、全機能が正常に動作する |
| B | 液晶・側面・背面に小さな傷や擦れはあるが、全機能は正常に動作する |
| C | 液晶・側面・背面のいずれかに2つ以上の傷・汚れがある、または一部機能に不具合がある |
| D | 液晶・側面・背面にひび割れや破損がある、または複数の機能に不具合がある |
画面割れ、筐体の欠け、カメラレンズの割れなどの破損品は、iPhone では D ランクの価格が適用されます。冒頭の例を、機種変更(Pontaポイント還元)の表で並べると次のとおりです。
| 機種 | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 512GB | 69,300円 | 66,000円 | 62,700円 | 20,350円 |
| iPhone 17 Pro 1TB | 92,400円 | 88,000円 | 83,600円 | 27,500円 |
他社乗りかえの価格も、この2機種では同額でした。金額は機種や時期で変わるため、他の機種は公式の価格表で確認してください。
傷が増えると金額が段階的に下がっていくのは、A から C まで。D だけが急に落ちます。「小さな傷が何か所か」と「ひび割れ」のあいだに、金額の大きな線が引かれている、というのが公式の価格表から読み取れることです。
下取りの条件が合わないとき
auの下取りで足りる人は、この枠は読み飛ばして構いません。iPhone 17 512GB の例では、C ランクの62,700円から D ランクの20,350円へ、4万円以上落ちます。画面割れなどで D ランクになりそうな人や、期限や受け取り方が自分の事情に合わない人は、買取サービスと比べる余地があります(液晶全体がひび割れていると、auの下取り自体ができません。次の節)。次の一歩は、端末の傷や状態を確かめたうえで、各社の公式サイトで査定の条件と対象機種を見ることです(買取額は機種や状態で変わります)。
下取りできない条件
ランクとは別に、次の場合は下取りできません(au公式の記載)。
- 電源が入らない、または充電できない
- 暗証番号ロックの解除とオールリセットを実施していない
- 水濡れシールに反応がある
- 製造番号が確認できない、または改造されている
- 基盤が見える破損、または液晶全体がひび割れている
- 他社からの乗りかえで、契約者が所有権を持たない
- ネットワーク利用制限を受けている
「画面割れ」と「液晶全体がひび割れている」は別に書かれていて、前者は D ランクの価格、後者は下取りできない側に入ります。どこからが液晶全体のひび割れかは、公式のページに基準がありません。画面が割れている端末は、申込み前に店頭やサポートで確認するのが確実です。
分割払いの残債がある場合は、下取りに出した後も支払いが続くと書かれています。
スマホトクするプログラム+を使っている端末は、併用できない
au の返却型のプログラムには、「スマホトクするプログラム+」があります。公式の記載は次のとおりです。
- 下取りのページ: このプログラムまたは「スマホトクするプログラム」で購入した機種を下取りに出すと、加入中のプログラムの特典は受けられなくなる
- プログラム側のページ: 「KDDIが提供する『下取り』の特典と併用できません」と明記
- 「スマホトクするプログラム」は、2026年2月25日で新規受付を終了し、「スマホトクするプログラム+」の提供が2026年2月26日に始まった
- 回収は購入後13か月目から25か月目の間が対象で、特典利用料は最大22,000円。金額は機種や購入時期で異なる
返却型のプログラムは、機種を返す前提で月々の支払いが組まれています。下取りや買取に出す前に、プログラムの条件を先に確認してください。買取に出した場合にプログラムがどうなるかは、確認したページから判断できませんでした。
向かない人・注意
- この記事の確認範囲: au公式の下取り関連ページの記載(掲載内容は2026年10月1日時点)を確認しました。KDDIの直近のお知らせは、一覧ページから見出しを取得できず、網羅的には確認できていません。申込み直前に公式ページを見てください
- 郵送はキット到着後8日以内という短い期限があります。旅行や出張で受け取れない時期は避けたほうが無難です
- 現金で受け取りたい人は、auの下取り(Pontaポイント・機種代金からの還元)とは受け取り方が合わない場合があります。買取は、下の広告の節も参考になります
- 個人契約を中心に書いています。法人は還元がauポイントになるなど、別の扱いがあります
よくある不安
au Online Shop で機種変更するとき、下取りは使えますか?
au公式の下取りページでは、au Online Shop での申込みは郵送のみの受付とされています。また、この特典は今回購入する本体代金の割引には使えない、と書かれています。下取り条件は、注文の審査後に登録が完了した時点の内容が適用されます(2026年10月時点)。
auの下取りは、いつまでに申し込めばよいですか?
au公式では、店頭での機種変更と同時の下取りのほか、機種変更の翌月末までの「後日下取り」(店頭・機種変更時のみ)があります。郵送の場合は、回収キットが届いてから8日以内に返送するよう案内されています。下取りプログラム自体に期限はない一方、条件や還元ポイント数は変更または終了する場合がある、とされています(2026年10月時点)。
スマホトクするプログラム+で買った端末は、下取りに出せますか?
au公式の下取りページでは、「スマホトクするプログラム+」または「スマホトクするプログラム」で購入した機種を下取りに出すと、加入中のプログラムの特典は受けられなくなる、とされています。プログラム側のページにも、KDDIが提供する「下取り」の特典と併用できない、と明記されています(2026年10月時点)。
まとめ
auの下取りは、店頭は機種変更と同時、後日下取りは機種変更の翌月末まで(店頭のみ)、郵送は回収キット到着後8日以内、と期限が3つに分かれます。au Online Shop では郵送のみで、特典は今回の本体代金の割引に使えません。査定は A〜D のランクで、画面割れなどの破損品は D の価格です。iPhone 17 512GB の例では C から D で4万円以上の差があります。電源が入らない、ロック解除とオールリセットが未実施、ネットワーク利用制限などは下取りできず、「スマホトクするプログラム+」とは併用できません。各社の比較は下取りと買取の違いに、売る前の準備はスマホを売る前にやることにあります。下取りと比べたい人は、下取りの条件が合わないときの節に、条件の確認先をまとめています。
本記事はau公式サイトの公開情報に基づく解説であり、最新の価格・条件は公式サイトでご確認ください。




