「そろそろWiMAXをやめたい」と思っても、「解約はUQ WiMAXでいいのか、契約したプロバイダなのか」で迷う人が少なくありません。WiMAXは同じ回線を使っていても、UQコミュニケーションズと直接契約している場合と、GMOとくとくBBやBIGLOBEなどの提供会社(MVNO)経由で契約している場合とで、解約の連絡先も締切も異なります。ここではまず自分の契約先を確かめ、次に契約先ごとの窓口・締切・解約月の料金を公式情報で並べ、最後に乗り換え先の開通日から「いつ手続きすればよいか」を決める方法を整理します(2026年10月時点)。
この記事の要点
- WiMAXはUQコミュニケーションズが直接提供するサービスのほか、GMOとくとくBBやBIGLOBEなど多数のMVNOが提供しており、解約の連絡先は契約先によって異なります(2026年10月時点・UQ WiMAX公式)
- 「月末に解約すればいい」とは限りません。UQ WiMAXのWeb解約は手続き完了日が解約日で翌日から通信不可、BIGLOBE WiMAX +5Gは月末まで使えるが解約月は日割りなし、Broad WiMAXは25日まで連絡すれば当月解約、26日以降は翌月解約です(各社公式)
- 契約解除料は現行のUQ WiMAXプラン(ギガ放題プラスSなど)では発生しませんが、古いプランや契約先によっては発生します。端末の分割払い残債は解除料とは別に、解約後も続く場合があります
- 手続き日は「乗り換え先の開通日」から逆算します。早すぎれば通信の空白、遅すぎれば二重払いになるため、契約先ごとの締切のしくみに合わせて決めます
WiMAXの解約は「UQ」でいいとは限らない — まず契約先を確認
WiMAXで検索するとまず「UQ WiMAX」が目に入りますが、実際に契約しているのはUQコミュニケーションズとは限りません。UQ WiMAX公式サイトには「WiMAXには、UQコミュニケーションズが提供しているサービスや製品(端末)以外にも、サービス事業者(MVNO)が提供している様々なサービスや製品(端末)があります」という説明があり、提供会社の一覧にはBIGLOBE、GMOインターネットグループ(とくとくBB)、リンクライフ(BroadWiMAX)、KDDI(au)など多数の社名が並びます(2026年10月時点・UQ WiMAX公式「主なWiMAX提供会社」)。各社が独自のプラン名・料金・キャンペーンでWiMAXサービスを提供しているため、解約の窓口もそれぞれ別です。
自分の契約先を確かめる手順は次のとおりです。上から順に当たると迷いません。
- 契約時の書面や毎月の請求書で提供会社の名前を見る。UQ WiMAX公式も、契約先が不明な場合はまずこの2つを確認するよう案内しています(同社公式)。
- 請求書やメールの発行元、会員ページのログイン先が、UQ WiMAXの「my UQ WiMAX」か、プロバイダの会員サイトかを見る。
- それでも分からないときは、UQ WiMAX公式の「WiMAX契約事業者を確認する」ページで調べる(同社公式)。
UQ WiMAXお客さまセンターに連絡すべきなのは、UQ WiMAXに直接契約した人だけです。プロバイダ経由の人は、そのプロバイダの窓口に連絡します。UQ WiMAX公式の解約案内も「ご解約希望のお客さまは、ご契約のWiMAXサービス提供事業者までお問い合わせください」としています(同社公式)。
UQ WiMAX本家の解約手続き — 電話とmy UQ WiMAXの2つの方法
UQ WiMAXブランドで直接契約している場合、解約の手続き方法は2つあります(2026年10月時点・UQ WiMAX公式「その他の各種お手続き」)。
| 電話 | Web(my UQ WiMAX) | |
|---|---|---|
| 連絡先 | UQ WiMAXお客さまセンター | my UQ WiMAX(要ログイン) |
| 受付時間 | 9:00〜20:00(年中無休) | 24時間(メンテナンス時を除く) |
| 解約日の扱い | 月末日指定などの予約解約にも対応 | 手続き完了日が解約日。翌日から通信不可 |
(2026年10月時点・UQ WiMAX公式にもとづき作成)
電話では月末日指定などの解約予約も可能です。Webでは「WEBで解約お手続きの受付を完了した日が解約日となります。解約日の翌日より通信ができなくなります」とされており(同社公式)、乗り換え先の開通前に手続きすると、その分だけ通信の空白ができます。月額料金については、公式プラン説明の注意事項に「月の途中でのご解約などの場合、日割りとなります」とあります(同社公式「解約をご検討中のお客さまへ」ページ内のギガ放題プラスSの注意事項)。電話が難しい場合は、ログイン状態でのWebチャットでの相談も案内されています。
契約先別の窓口・締切・解約月の料金 — 公式で確認できた範囲
同じWiMAXでも、締切のしくみと解約月の料金は契約先でかなり違います。次の表は、各社の公式ページで確認できた項目だけを載せています。「公式で確認できず」は、公式ページに記載がない、または今回読み取れなかった項目で、推測では埋めていません。
| UQ WiMAX(本家) | BIGLOBE WiMAX +5G | Broad WiMAX | GMOとくとくBB | |
|---|---|---|---|---|
| 窓口 | 電話9:00〜20:00(年中無休)/my UQ WiMAX(24時間) | Web(解約ページ)/電話0120-827-193(通話料無料)、携帯電話・IP電話からは03-6631-4602(通話料有料)。9:00〜18:00・365日 | Broadサポートセンターの解約専用ダイヤルへの電話、または解約申請フォーム(お客様向けサポートサイトにログイン)。電話番号はページ本文で確認できず | 公式で確認できず |
| 締切 | Web:なし(受付完了日が解約日)。電話:月末日指定などの予約可 | 公式で確認できず(「解約月の月末まで利用可」との案内) | 毎月25日(電話申請で非営業日なら翌営業日)まで。25日までの連絡は当月解約、26日以降は翌月解約 | 公式で確認できず |
| 通信が止まる日 | Webは解約日の翌日 | 解約月の月末まで利用可 | 解約月は確認できるが、利用終了日は公式で確認できず | 公式で確認できず |
| 解約月の料金 | ギガ放題プラスSは日割り(注意事項) | 全額(日割りなし) | 公式で確認できず | 公式で確認できず |
| 端末の返却 | 公式で確認できず | 公式で確認できず | 公式で確認できず | 公式で確認できず |
| 端末の分割残債 | 公式で確認できず | 解約後も月々の支払いが続く(退会時は一括) | 公式で確認できず | 解約時点で未払いの端末代金は支払いが必要(料金改定のお知らせ。支払い方法の記載なし) |
| 契約解除料 | 現行プランは0円。古いプランは更新期間(満了月・翌月・翌々月)外で1,100円(税込) | 金額の記載なし。契約状態によっては発生し、電話での確認を案内 | 更新月、または2年以内(3年契約は3年以内)の解約で発生(金額は確認できず) | 更新月・プラン・時期で異なるとして個別確認へ誘導 |
(2026年10月時点・UQ WiMAX公式、BIGLOBE会員サポート公式、Broad WiMAXサポートサイト、GMOとくとくBB公式にもとづき作成。GMOとくとくBBの公式解約ページと公式FAQ(help.gmobb.jp)は今回、自動で読み取れず〔FAQは接続時に認証画面が表示された〕、本文の記載を確認できていません)
この表から言えることは3つあります。
- 「月末」が使えるとは限らない: Broad WiMAXは解約専用ページで、毎月25日(電話申請で非営業日なら翌営業日)までの連絡は当月解約、26日以降は翌月解約とされています。月末に連絡すると翌月解約になります。総合FAQは「25日までの申請が翌月1日から適用」と表現しており、専用ページの「解約月」との関係(利用終了日)は公式で確認できないため、窓口で確かめるのが確実です。
- 解約月の日割りの有無が分かれる: UQ WiMAXのギガ放題プラスSは日割り、BIGLOBE WiMAX +5Gは日割りなしの全額です。
- 端末の返却は、公式ページから確認できた会社がない: 契約先の窓口で必ず確認します。
手続き日の決め方 — 乗り換え先の開通日から逆算する
乗り換え先が決まっているなら、「いつ手続きするか」は開通日で決まります。ここでは、乗り換え先の開通日が11月10日と仮定した計算例で、契約先ごとの違いを見ます(日付は説明用の仮定です)。
| 契約先 | 手続き日と結果 |
|---|---|
| UQ WiMAX(Web解約) | 手続き日が解約日で、翌日から通信不可。10月中に手続きすると、手続きの翌日から11月10日まで通信の空白ができる。11月10日以降に手続きすれば空白はなく、月額は日割りなので、使った日数分で済む(ギガ放題プラスSの場合) |
| UQ WiMAX(電話) | 11月10日以降の日付や月末日を指定して予約できる。空白を作らずに日付を決めたいときは電話が向く |
| BIGLOBE WiMAX +5G | 10月中の手続きが当月解約として受理された場合、解約月は10月で10月末で使えなくなり、11月10日までの10日ほど空白ができる(BIGLOBEの申請締切は公式で確認できず、受理される月は窓口で確認する)。11月分の手続きが当月解約として受理された場合は11月末まで使えるが、11月分の月額は全額かかるため、11月10日から末日まではBIGLOBEと乗り換え先の二重払いになる |
| Broad WiMAX | 毎月25日(電話申請で非営業日なら翌営業日)までの連絡は当月解約、26日以降は翌月解約。10月25日までに連絡すれば解約月は10月、10月26日以降なら11月解約(フォームでの申請の場合。2026年10月25日は日曜日のため、電話申請で25日が非営業日に当たれば翌営業日の26日まで当月解約になり得る。扱いは窓口で確認する)。11月25日までに連絡すれば11月解約、26日以降なら12月解約になる(同じく電話申請の非営業日の例外あり)。いずれも解約月の中の利用終了日は公式で確認できないため、11月10日の開通との空白・二重払いの程度は窓口で確認する |
| GMOとくとくBB | 締切日を公式ページで確認できていないため、この例は出せない。会員ページ(BBnavi)または窓口で締切を先に確認する |
BIGLOBEのように「全額かかり、月末まで使える」契約先では、「空白を避けて二重払いを受け入れる」か「二重払いを避けて空白を受け入れる」かの二択になります。空白を埋める必要があるなら、モバイル回線のテザリングなど手持ちの手段が使えるかを先に確認します。逆に、UQ WiMAXのWeb解約のように手続き日がそのまま解約日になる場合は、乗り換え先の開通を確認してからその日に手続きするのが基本です(同社公式)。
契約解除料・端末残債の考え方 — 契約時期とプロバイダで変わる
契約解除料(違約金)がかかるかどうかは、契約プラン・時期・契約先で変わります。UQ WiMAX公式よくあるご質問によると、現行の「ギガ放題プラスS」などのプランには契約期間の条件がなく、契約解除料は発生しません(2026年10月時点・同社公式)。一方、25カ月目以降24カ月ごとに自動更新される古いプランでは、更新月(契約満了月の当月・翌月・翌々月の3カ月間)以外の解約に1,100円(税込)がかかるとされています(同社公式)。該当条件はmy UQ WiMAXの契約内容や契約時の書面で確認します。
プロバイダ経由で契約している場合は条件がさらに異なります。BIGLOBE WiMAXの公式よくある質問では、「ギガ放題プラスS」および2022年7月1日以降に申し込んだ「ギガ放題プラス」には最低利用期間がなく契約解除料もかからない一方、それ以前のプランや「ギガ放題(1年)」などには12カ月の最低利用期間があり、期間内の解約では契約解除料が発生すると案内されています(2026年10月時点・BIGLOBE会員サポート公式)。GMOとくとくBBの公式解約ページも「契約更新月、解約違約金はお客さまのお申込みのプラン、契約情報、ご解約の時期によって異なります」として、契約内容の個別確認へ誘導しています(2026年8月時点・同社公式。今回は公式ページを読み取れず再確認できていません)。
2026年10月1日のWiMAX月額料金改定にともなう契約解除料の免除は、BIGLOBE WiMAXでは終了しています。BIGLOBE会員サポート公式のお知らせ(2026年7月1日掲載)によると、対象は契約解除料の設定があるプランを利用中の人で、改定前月にあたる2026年9月1日から9月30日までに解約すれば、更新期間にかかわらず契約解除料が無料でした。免除のための個別の申し込みは記載がなく、端末残債の扱いもお知らせには書かれていません(2026年10月時点・BIGLOBE会員サポート公式)。10月以降の解約は、上で述べた契約ごとの最低利用期間・更新月のルールに戻ります。GMOとくとくBBの免除も終了しています。GMOとくとくBB公式のお知らせ(2026年7月29日掲載)によると、対象は契約解除料の設定があるプランを利用中の人(WiMAX +5G・WiMAX 2+の各接続サービスと、とくとくBBホームWi-Fi)で、2026年8月21日から9月20日までの解約が、更新期間にかかわらず契約解除料が無料でした。BIGLOBEとは期間が違い、9月21日以降の解約は、この料金改定にともなう無料の対象外です。端末代金は、解約時点で支払いが終わっていなければ残りを支払う、とお知らせに書かれています。免除のための申し込み方法の記載はありません。
端末の分割払い残債は、契約解除料とは別に扱われます。BIGLOBE WiMAXの公式解約ページには、端末を分割(割賦)契約中の場合「BIGLOBE WiMAX +5G解約後も月々残金のお支払いが必要」と明記されています(同社公式)。回線を解約しても端末代金の未払い分の請求は独立して続くのが一般的な扱いで、具体的な金額はプラン・時期・契約先で異なります。まずは契約先の会員ページで契約内容・更新月・残債の有無を確認するのが近道です。
解約前に確認しておきたいこと
- 締切日: 上の表のとおり契約先で違います。会員ページか窓口で、手続きがいつの解約として扱われるかを確認します。
- 更新月かどうか: 契約解除料が発生しない時期か、会員ページの契約内容で確認します。
- 端末の残債: 分割払いが残っている場合、解約後も支払いが続くかを確認します。
- 引越しが理由なら、まずエリアを確認: GMOとくとくBBの公式ページには「お引越し先のご利用地域がWiMAXの通信可能エリアでしたら、WiMAXは引き続きご利用いただけます」とあります(2026年8月時点・同社公式)。対応エリアなら解約せずに使い続けられます。ネット回線全般の引越し手続きは「電気とガスは手続きした。じゃあネットは?」— 引越しのインターネット手続き、いつ何をすればいい?で整理しています。
- 代替の通信手段の準備: 光回線は開通工事に時間がかかる場合があります。工事不要の選択肢は「このお部屋は光回線の工事ができません」と言われたら — 工事不要の3つの選択肢と、光回線が引けない典型ケースで扱っています。
解約後の選択肢
主な選択肢は3つです。別プロバイダのWiMAXへの乗り換え、光回線への切り替え(開通工事の日数を見込む必要があります)、他社のポケット型WiFi・ホームルーターへの乗り換えです。今の解約日と乗り換え先の開通時期を突き合わせ、通信が途切れないよう調整すると安心です。
よくある不安
WiMAXを解約したいのですが、UQ WiMAXお客さまセンターに連絡すればいいですか?
UQ WiMAXブランドで直接契約した場合はそれで構いませんが、GMOとくとくBBやBIGLOBEなど別プロバイダ(MVNO)経由の場合は、そのプロバイダ自身の窓口に連絡します(2026年10月時点・UQ WiMAX公式「主なWiMAX提供会社」)。契約先が不明な場合は、契約時の書面や請求書の記載で確認できます(同社公式)。
WiMAXは月末に解約すればいいですか?
契約先で違います。UQ WiMAXのWeb解約は手続きを完了した日が解約日で、翌日から通信できなくなります。BIGLOBE WiMAX +5Gは解約月の月末まで使えますが、解約月の月額は日割りされず全額かかります。Broad WiMAXは解約専用ページで、25日まで(電話申請で25日が非営業日なら翌営業日まで)の連絡は当月解約、26日以降は翌月解約とされています。総合FAQは「25日までの申請が翌月1日から適用」と表現が異なり、利用終了日は公式で確認できませんでした(2026年10月時点・各社公式)。GMOとくとくBBは締切日を公式ページで確認できませんでした。
UQ WiMAXを解約すると、契約解除料はかかりますか?
現行の「ギガ放題プラスS」などのプランには契約期間の条件がなく、契約解除料は発生しません(2026年10月時点・UQ WiMAX公式)。一方、古いプラン(25カ月目以降24カ月ごとに自動更新)では、更新月以外の解約に1,100円(税込)がかかります(同社公式)。プロバイダ経由の契約は条件がさらに異なるため、会員ページで確認してください。
解約前に確認しておくべきことは何ですか?
契約先の締切日、契約解除料が発生しない更新月かどうか、端末の分割払い残債の有無、乗り換え先の開通日に通信の空白ができないかの4点です。端末の残債は契約解除料とは別に、解約後も支払いが続く場合があります(2026年10月時点・BIGLOBE会員サポート公式)。引越しが理由なら、移転先が通信可能エリアであれば解約せずに使い続けられることもあります。
解約後の乗り換え先を探すなら
ここまでの解約手続きとは別の話として、解約後の通信手段を探す方向けの情報です。乗り換え先がすでに決まっている方は、読み飛ばして問題ありません。
まとめ
WiMAXの解約でまず確認すべきは、UQ WiMAX本家との契約か、プロバイダ経由の契約かです。そのうえで、契約先ごとの締切(UQのWebは当日が解約日、BIGLOBEは月末まで利用可で日割りなし、Broad WiMAXは25日〔電話申請で非営業日なら翌営業日〕までなら当月解約・それ以降は翌月解約)と乗り換え先の開通日を突き合わせて、手続き日を決めます。本家なら電話かmy UQ WiMAXで手続きでき、現行プランなら契約解除料もかかりません。古いプランやプロバイダ経由では条件が個別に異なるため、更新月・残債・端末の返却を会員ページや窓口で確認しておけば、想定外の請求や通信の空白を避けやすくなります。WiMAXの仕組みはWiMAXとは? — 仕組みと2つのモード、向き不向きをUQ公式で読み解くで整理しています。




