格安SIMやサブブランドの料金プランは、容量の刻み方も割引の条件も事業者ごとに大きく異なり、公式サイトを横断して比較するだけでも手間がかかります。この記事では、楽天モバイル・IIJmio・mineo・イオンモバイル・UQ mobile・Y!mobileという主要どころを取り上げ、各社の公式サイトで確認した2026年8月時点の料金を整理しました。
比較の前提(読み方の注意)
料金プランは各社とも改定が比較的頻繁にあり、家族割・セット割・期間限定キャンペーンの適用有無によって実際の支払額は変わります。以下の表は、特に断りがない限り「単体契約・税込・条件付き割引の適用前」を基準にしています。実際に申し込む際は、必ず各社公式サイトの料金シミュレーターで最新の金額を確認してください。
小容量(〜7GB程度)で選ぶ場合
| 事業者 | プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 通話 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3GB以下 | 1,078円 | Rakuten Linkアプリ利用で無料(未使用時は30秒22円) |
| IIJmio | ギガプラン(音声) | 5GB | 950円 | 通話料は別途(通話定額オプションあり) |
| mineo | マイピタ(デュアルタイプ) | 3GB | 1,298円 | 通話料は別途(通話定額オプションあり) |
| イオンモバイル | 音声プラン | 1GB | 748円(データ利用料528円+音声通話機能220円を公式の料金体系から算出) | 30秒11円 |
| UQ mobile | トクトクプラン2(自宅セット割適用時) | 〜5GB | 1,628円 | 22円/30秒(別途) |
| Y!mobile | シンプル3 S | 5GB | 2,365円 | 通話料は別途(通話定額オプションあり) |
20GB前後〜大容量で選ぶ場合
| 事業者 | プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 通話 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 20GB超(実質無制限) | 3,168円 | Rakuten Linkアプリ利用で無料 |
| IIJmio | ギガプラン(音声)15ギガ | 15GB | 1,600円(2026年3月改定) | 通話料は別途 |
| mineo | マイピタ(デュアルタイプ) | 30GB | 2,178円 | 通話料は別途 |
| UQ mobile | コミコミプランバリュー | 35GB | 3,168円(「UQコミコミおトク割」適用・初回加入から13か月間) | 1回10分以内の国内通話かけ放題込み |
| Y!mobile | シンプル3 M/L | 30GB/35GB | 4,015円/5,115円 | Lは1回10分以内の国内通話かけ放題込み |
各社の料金プランの特徴
楽天モバイル
Rakuten最強プランは、データ利用量に応じて月額料金が自動的に3段階で切り替わる仕組みです。20GBを超えると上限が固定されるため、月ごとの利用量にばらつきがある人でも料金の見通しを立てやすい設計になっています。ただし2026年4月以降、回線利用開始から1年以内に解約・契約解除した場合は解約事務手数料(契約中プランの月額最低利用料金1か月分)が発生するようになった点は確認しておく必要があります。
IIJmio
IIJmioのギガプランは2GBから55GBまで容量を細かく選べる段階制で、必要な分だけを選びやすいのが特徴です。2026年3月には15ギガプランの月額基本料金が改定されており、料金プランは今後も見直される可能性があります。契約前には必ず公式サイトの最新の料金表を確認してください。
mineo
mineoのマイピタは、3GBから50GBまでのデータ定額プランに加えて、通信速度を抑えた低容量帯であっても一定速度で使い放題になるオプションが用意されているなど、容量と速度の組み合わせで選べる自由度の高さが特徴です。
イオンモバイル
イオンモバイルは1GB単位・10GB単位でデータ容量を細かく選べる点が特徴で、最低利用期間や解約金がなく、MNP転出手数料も無料と公式サイトで案内されています。乗り換えのハードルを抑えたい人には確認しておきたいポイントです。
UQ mobile
UQ mobileは、10分以内の国内通話かけ放題が含まれる「コミコミプランバリュー」と、通話料が別建ての「トクトクプラン2」の2系統があります。トクトクプラン2は自宅セット割・家族セット割の適用有無で月額料金が変わるため、対象となる回線契約があるかどうかで実質的な負担額が変わります。
Y!mobile
Y!mobileのシンプル3は、S・M・Lの3段階でデータ容量を選べるプランです。上記の料金は割引適用前の基本料金であり、家族割引サービスやセット割の対象になる場合は実際の支払額が下がることがあります。適用条件は公式サイトで確認してください。
比較する際に見落としやすいポイント
- 通話料の扱い: 基本料金に通話料が含まれるプランと、別途従量課金または定額オプションが必要なプランが混在しています。通話の頻度が高い人は、かけ放題オプションを含めた合計額で比較しましょう。
- セット割の適用条件: 自宅の光回線や電気契約など、対象サービスとのセット契約が条件になっている割引が多く見られます。単体契約の場合は割引前の料金が適用される点に注意が必要です。
- 事務手数料・解約金の有無: 契約時の事務手数料や、短期解約時の手数料の有無は事業者によって異なります。乗り換えの手間や費用も含めて比較することをおすすめします。
まとめ
料金プランは各社とも改定が続いており、この記事で紹介した金額も今後変わる可能性があります。データ容量ごとの目安をつかんだうえで、通話の使い方やセット割の対象になるサービスの有無を踏まえて、実質的な月額料金で比較することが大切です。選び方の基本的な考え方については、格安SIMの選び方 5つの基準【2026年版】もあわせてご確認ください。
本記事は公開情報に基づく解説であり、最新の料金・条件は各公式サイトでご確認ください。