「楽天モバイル 海外」と検索してこのページに来た人の多くは、来月の旅行に向けて「今使っているスマホ、そのまま海外で使えるのか」を確認したいはずです。結論としては、Rakuten最強プランなら追加のお申し込みなしで、海外107の国・地域で毎月2GBまでデータ通信が無料で使えます。ただし「追加設定なし」という案内と、実際にはアプリと端末で設定操作が必要という点は分けて理解しておく必要があります。2GB超過後の扱いやRakuten Linkの海外通話の条件も含め、2026年8月時点の楽天モバイル公式情報で整理しました。
この記事の要点
- Rakuten最強プラン/Rakuten最強プラン(データタイプ)は、追加のお申し込みなしで海外107の国・地域(2026年4月8日時点)で毎月2GBまでデータ通信が無料です(2026年8月時点・楽天モバイル公式)
- 「追加設定なし」は申込み不要という意味で、利用にはmy 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)での「海外ローミング」ONと、端末側のデータローミングONという設定が別途必要です(同社公式、注釈※1)
- 2GBを使い切ると通信速度は最大128kbpsに制限され、1GBあたり500円(不課税)のデータチャージで高速通信を追加できます(同社公式)
- Rakuten Linkの海外通話は条件付きで無料ですが、「データタイプ」プランは国際通話が対象外、対象107の国・地域以外はWi-Fi接続時のみ利用可能など、プラン・エリアによる制限があります(同社公式)
海外ローミング(データ通信)の仕組み — 毎月2GBまで無料
楽天モバイル公式サイトには「追加のお申し込み不要!海外ローミングのサービスは、プランに含まれています」とあり、Rakuten最強プラン・Rakuten最強プラン(データタイプ)の契約者であれば、渡航先の申込み手続きなしで海外データ通信を使えます(2026年8月時点・同社公式)。対象は「飛行機内を含む海外指定107の国と地域」で、2026年4月8日時点でウルグアイが追加されたと案内されています(同社公式)。代表的な対象地域として、北米はアメリカ本土・ハワイ・カナダ・グアム・サイパン、アジアは韓国・台湾・中国・香港・マカオ・タイ・ベトナム・シンガポール・マレーシア・インド・インドネシアなどが挙げられています(同社公式、一部抜粋)。全対象国・地域と対応端末は、公式の対応エリア確認ページで渡航先と機種を選んで確認できます。
利用分は「プランのデータ利用量に加算」され、毎月2GBまでは追加費用なしで使えます(同社公式、注釈※2)。海外の対象国・地域以外では、この海外ローミングは使えず「Wi-Fi接続時のみ利用可能」とされています(同社公式)。
2GB超過後の扱い — 速度制限とデータチャージ
2GBの高速データ容量を使い切った場合、「海外ローミングエリアでの通信速度が最大128kbpsに制限されます」(2026年8月時点・楽天モバイル公式)。制限後も高速通信を続けたい場合は「超過後は1GBあたり500円(不課税)のデータチャージにて、高速通信の利用が可能」です(同社公式)。通信速度はベストエフォートで、実効速度は現地の通信環境により変動する点にも注意が必要です(同社公式)。
Rakuten Linkの海外での通話・SMS
Rakuten Linkアプリを使った通話は、海外からでも一定の条件下で無料になります。公式サイトでは「Rakuten Linkアプリ同士なら海外にいる友達との通話無料」「一緒に海外旅行する友達が日本の電話番号なら通話無料」と案内されています(2026年8月時点・同社公式、一部対象外番号あり)。ただし注意点が3つあります。第一に「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は国際通話が対象外です(同社公式)。第二に、iOS版Rakuten Linkでは、相手がRakuten Link未使用の場合iOS標準の電話アプリでの発着信となり、海外にいるときは着信料が発生します(同社公式)。第三に、海外でOS標準の電話アプリを使って発信した場合は「国際通話かけ放題のサービス対象外」となります(同社公式)。国際SMSも同様に、Rakuten Linkアプリ利用時は海外の対象国・地域からのみ送受信でき、2026年2月24日以降に申し込んだ「データタイプ」プランは対象外です(同社公式)。
設定手順 — 出国前・現地到着後・帰国後
海外ローミングの利用方法は、楽天モバイル公式の「海外ローミング(データ通信)ご利用方法」で次のように案内されています(2026年8月時点・同社公式)。
- 出国前: 日本国内で楽天モバイルネットワークへの接続と、Rakuten Linkの認証を済ませておきます。my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)の「契約プラン」画面から「海外ローミング(データ通信)」をONにします。
- 現地到着後: 端末側の設定でデータローミングをONにします。Android端末は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「ローミング」をON、iOS端末は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」をONにします。
- 帰国後: my 楽天モバイルで「海外ローミング(データ通信)」をOFFに戻し、端末側のローミング設定もOFFにします。
具体的な画面操作や、SIM・eSIMの切り替え時の注意点は「QRコードを読み取ってください」で止まったら — iPhone・AndroidのeSIM設定手順でも扱っています。
つまずきやすい点
海外ローミングが使えない場合、公式FAQでは「my 楽天モバイルで『海外ローミング(データ通信)』がオフになっている」「端末側のローミング設定がオフになっている」「渡航先が対象国・地域でない」「対応していない機種」などが主な原因として挙げられています(2026年8月時点・楽天モバイル公式)。特にRakuten Linkの認証は「海外への渡航の前に、国内で」済ませる必要があり、「海外ローミングエリアによっては認証できない場合がございます」と注記されています(同社公式)。出発前に一度アプリを開いて認証状態を確認しておくと安心です。また「お使いの製品によってご利用可能な国や地域が異なります」とも案内されており(同社公式)、対応エリア確認ページで自分の機種と渡航先の組み合わせを事前にチェックしておくことをおすすめします。
海外での通信手段全体の比較や、eSIM・レンタルWiFi・ローミングの使い分けは海外旅行の通信はeSIM・レンタルWiFi・ローミングのどれ? — 3つの違いと選び方で整理しています。povo2.0の海外ローミングとの仕組みの違いはpovoは海外でそのまま使える? — 海外ローミングとトッピング体系の整理で比較できます。
よくある不安
楽天モバイルは、海外に着いたら追加設定なしでそのまま使えますか?
「追加設定なし」は、SIMカードの差し替えや追加のお申し込みが不要という意味です。実際の利用には、my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)で「海外ローミング」をONにし、渡航先の端末側でもデータローミングをONにする操作が必要です(2026年8月時点・楽天モバイル公式、注釈※1)。渡航前に日本国内でRakuten Linkの認証を済ませておく必要もあります。
海外での2GBを使い切ったらどうなりますか?
海外の対象国・地域で高速データ容量2GBを使い切ると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。高速通信を続けたい場合は、1GBあたり500円(不課税)のデータチャージで追加できます(2026年8月時点・楽天モバイル公式)。
Rakuten Linkを使えば、海外からの通話はすべて無料になりますか?
Rakuten Linkアプリ同士の通話や、海外から日本の電話番号への発信は無料です(一部対象外番号あり)。ただし「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は国際通話が対象外で、iOS版でRakuten Link未使用の相手に発信するとiOS標準の電話アプリでの発着信となり着信料が発生する場合があります(2026年8月時点・楽天モバイル公式)。OS標準の電話アプリで発信した場合は無料通話の対象外になる点にも注意が必要です。
まとめ
楽天モバイルのRakuten最強プランは、追加のお申し込みなしで海外107の国・地域で毎月2GBまでデータ通信が無料になります。ただし「追加設定なし」は申込みが不要という意味で、実際にはmy 楽天モバイルと端末側の両方でローミング設定をONにする操作が必要です。2GBを超えると速度制限がかかり、追加は1GBあたり500円のデータチャージで対応します。Rakuten Linkの海外通話は条件付きで無料になりますが、データタイププランでは国際通話が対象外になるなど、プランやエリアによる制限も押さえておく必要があります。出発前にRakuten Linkの認証と対応エリア・機種の確認を済ませておくと、現地での通信トラブルを避けやすくなります。




